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個人開業のネットショップの仕入れはどうすればいい?その方法を解説

個人開業のネットショップの仕入れはどうすればいい?その方法を解説

ネットショップを開業し、最初は販売する商品や仕入先が決まっており、さほど苦労しないものの、開業からしばらく時間が経過し、ほかの商品も扱いたいと考えたときに仕入れ方法は?という疑問が出てくると思います。今回は個人で開業しているネットショップで商品を仕入れる方法について解説します。

目次

代表的な仕入れ方法3選

ネットショップで販売する商品を仕入れる方法はさまざまありますが、今回は代表的な3つを紹介します。

  1. ネットで利用できる仕入れサービス
  2. 卸問屋や問屋街で仕入れる
  3. OEM商品を仕入れる

ネットで利用できる仕入れサービス

仕入れサービスとは、多様な業種で利用されており、オンライン取引の便利さ、効率的な商品調達といった恩恵を受けることができるサービスで、便利な購入体験を提供し、ネットショップサイドが価格や品質などの要件に基づいて商品を選ぶことができます。仕入れサービスを利用するおもなメリットは以下のとおりです。

  1. サプライヤーの選択肢の拡大:仕入れサービスには、多数のサプライヤーが登録しています。これにより、仕入先となるサプライヤーの選択肢が拡大します。
  2. 商品情報の入手:仕入れサービスでは、サプライヤーが商品に関する詳細な情報を提供しています。これにより、商品の選定に役立つ情報を入手することができます。
  3. 商品価格の比較:仕入れサービスでは、同じ商品に対する複数のサプライヤーからの提示価格を比較できます。これにより、もっともコストパフォーマンスの良い商品を選ぶことができます。
  4. 取引の安全性:仕入れサービスでは、サプライヤーとの取引に関して、取引の保証や問題解決のサポートなどを提供し、取引の安全性が高まります。

仕入先は日本だけには限りません。ネット利用によって海外、とくに巨大な仕入れサービスを提供している中国からの仕入れも実現できます。以下、代表的な仕入れサービスを紹介します。

 

NETSEA

「NETSEA(ネットシー)」には、様々な業種の取引に適した商品が登録されており、日用品や衣料品、電子機器、食品などの幅広い商品が取り扱われています。また、製造業者や卸売業者が自社の商品を出品でき、ジャンル不問の幅広さが特徴です。

 

orosy

「orosy(オロシー)」では、日用品や食品、医薬品、化粧品、家電製品、自動車部品など、幅広い業種の商品が取り扱っています。orosyでは、利用者にとって取引がしやすいように、支払いシステムや配送サービス、マーケティング支援などの機能を提供しているのも特色です。

 

スーパーデリバリー

「スーパーデリバリー」は、おもに食品や飲料、生活用品、工具などの商材を取り扱っている仕入れサイトです。全国の卸売業者やメーカー、輸入業者の商品を取り扱っているので商品数は140万点超と多く、中小企業や個人事業主にとっても利用しやすくなっています。スーパーデリバリーでは、商品の品質や価格、納期などを徹底してチェックしており、安心して取引ができる環境を提供しているほか、決済方法もクレジットカードや銀行振込、コンビニ決済など多彩な選択肢が用意されており、バイヤーのニーズに応えています。

 

Alibaba

「Alibaba.com」は、中国のアリババグループが運営するB2B(Business to Business)マーケットプレイス=仕入れサイトです。Alibaba.comでは、世界中から数百万種類以上の商品が取り扱われているのが特徴のほか、商品の仕入れ先や商品の質などを確認するためのツールも提供しており、ビジネスのマッチングに役立てています。また、Alibaba.comは、商品の配送や支払いなどのトランザクションに関するサポートも行っています。

 

Global Sources

「Global Sources」は、アジア太平洋地域のサプライヤーとグローバルのバイヤーが交流する仕入れサイトです。こちらの特徴は、アジア地域に特化した仕入れサイトとして、アジアのサプライヤーが提供する製品やサービスにスポットを当てています。Global Sourcesでは、電子製品、家電、ファッション、工業製品など、多種多様なカテゴリから商品を探せます。また、サプライヤーからの情報や製品に関する詳細情報を確認できるほか、グローバルなバイヤーとのコミュニケーションツールも提供されており、ビジネスマッチングにも役立ちます。

 

DHgate

「DHgate」は、中国を拠点とする仕入れサイトです。DHgateでは、中国のサプライヤーと海外のバイヤーを繋ぐ役割を果たしているほか、様々な商品・サービスを提供しており、小売り・卸売り・仕入れなどに適した商品が掲載されています。

 

卸問屋や問屋街で仕入れる

卸問屋問屋街から商品を仕入れるという昔ながらの方法もネットショップの仕入れ方法になります。卸問屋や問屋街で商材を仕入れることには以下のメリットがあります。

  1. コスト削減:卸売り市場で直接商品を調達することで、中間マージンやコストを削減できます。
  2. 品揃えの拡大:卸問屋が多数のサプライヤーと取引を行っているため、豊富な商品群の中からネットショップに合った、そして自分が売りたい商品を見つけやすくなっています。これにより、ネットショップで扱う商品のバリエーションを拡大できます。
  3. 品質の確保:卸問屋がサプライヤーと直接取引を行っているため、商品の品質が確保されています。また、商品の不良や品違いなどの問題が発生した際、卸問屋に対応してもらえるケースもあります。
  4. 在庫管理のサポート:卸問屋は大量の商品を扱っているため、在庫管理も行っています。これにより、ネットショップのオーナーは在庫管理に時間を費やすことなく、商品を扱えるようになります。

こうしたメリットを活用することで、ネットショップのビジネスが成長し、より多くの顧客からの信頼を得られます。

 

OEM商品を仕入れる

OEMとは、「Original Equipment Manufacturer」(オリジナル・イクイップメント・マニュファクチャラー)の略で、製造元があらかじめ決められた仕様・デザインで製造した商品を、他社(この場合は読者の方のネットショップ)が自社ブランドとして販売するために仕入れる商品のことを指します。

具体的には、あるメーカーが独自に設計し製造した商品を、他社が自社ブランド名やロゴを入れたり、パッケージを変更したりして、自社製品として販売することを指します。OEM商品は、他社が自社ブランドで販売するために仕入れるため、一般的には量が多い場合に価格が抑えられるメリットがあります。

また、製造元があらかじめ決められた仕様や品質をもとに、自社のブランドに合わせて商品をデザインしたり、カスタマイズしたりすることもできます。そのため、OEM商品は自社独自の商品ラインアップを増やすためにも有用な商品となります。

OEM商品を仕入れて販売するという流れは、国内商品よりも中国製の商品で行われている割合が多いようです。前述の「スーパーデリバリー」でOEM商品も取り扱っています。

 

まとめ

仕入れというと、ネットショップをこれから始める、もしくは始めたばかりという人にとっては少々難しいもののように感じられるかもしれませんが、今はネット仕入れができるサービスが複数あるので、こちらを利用すれば効率的な商品の仕入れを実現できます。

商品が売れるようになると、今度はその発送の業務が増えてきます。発送業務が増えてくると仕入れ業務が滞ってしまい、売上減の負のループに陥ってしまう可能性があります。そうなる前にぜひ、発送代行サービスを提供しているSTOCKCREWにご相談ください。

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