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ECショップの最適な送料を見つける方法

ECショップの最適な送料を見つける方法

ECショップの運営において、重要な決定事項のひとつに「送料」の請求方法があります。送料の設定​​が低すぎると、コストをカバーできなくなり、思わぬ赤字を生んでしまう可能性があります。また、送料の設定​​が高すぎると、潜在的な顧客を失う恐れがあります。今回はECショップに最適な送料を決定する際に考慮すべき、さまざまな要素について説明します。最後に劇的に送料を安くする方法も紹介します。

目次

ECでの送料パターン

ECショップの送料の設定​​に関しては、使用できるパターンが6つあります。

  1. 配送地域ごとに設定する
  2. 全国一律設定
  3. 商品ごとに設定する
  4. 配送方法で設定する
  5. 一定金額以上購入の場合送料無料
  6. 全品送料無料

まずは「配送地域ごとに設定」するパターンです。これは、顧客の住所によって、送料が異なることを意味します。これは顧客が全国に存在している場合に有益であり、場所に応じてコストをより適切に管理できます.

続いては「全国一律設定」です。これは、場所に関係なく、すべての顧客が同じ送料を支払うことを意味します。顧客が発送場所から離れていない、つまり近場にいる割合が多い場合や価格を全面的に一定に保ちたい場合に適したパターンです。

3つ目のパターンは「商品ごとに設定する」です。つまり、発送する商品によって送料を変えることになります。これは、サイズと重量が異なるさまざまな商品を提供する場合、各商品の送料を正確に反映できるために最適です。

そして「配送方法で設定する」パターンですが、これは異なる配送方法 (航空便と陸上便など) に対して異なる金額を請求できることを意味します。複数の配送スピードまたはオプションを提供する必要がある場合に最適なものです。

5つめの「一定金額以上購入の場合送料無料」は、注文合計が一定の金額を下回った場合にのみ、顧客が送料を支払う必要があることを意味します。これによって顧客は、もう少しで送料無料だから……という心理が働き、購入促進につなげやすくなる優れた方法です。

最後は「全品送料無料」です。文字どおり、顧客が何を注文しても送料を支払う必要がまったくないことを意味します。これによって、より多くの顧客を引き付けるほか、頻繁に買い物をしてくれる顧客に報いるための優れた方法です。

これらは、ECショップで使用される一般的な送料のパターンの一部ですが、他にもいくつかのパターンが考えられます。時間をかけてビジネスに最適なものを検討し、送料やトレンドの変化に注意することが重要です。

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ECの送料を決めるコツ

EC の送料を決定する際には、いくつかの要因を考慮することが重要です。おもな要因は、希望する利益率である必要があります。これにより、送料を請求できる金額が決まります。目標数を念頭に置いたら、顧客のニーズを満たす配送ラインの検索を開始できます。利益率を軸にする場合、 商品の価格に送料を含めて設定することで、利益率を維持しながら配送費用をカバーします。

なお、利益率を軸に送料を決める際には、商品やサービス、顧客の希望などを考慮した上で決定することが望ましいです。

利益率にコミットするのみならず、配送ラインのさまざまなオプションを調査して比較することも重要です。配達時間、配送業者の信頼性も考慮することをおすすめします。さらに、競争力を維持できるように競合他社の送料を知ることも有益です。

ニーズに合った配送業者が見つかったら、注文のサイズと場所に基づいて定額料金を設定するか、割引料金を提供できます。可能であれば、一定額以上の注文で送料無料を提供してください。これにより、ビジネスが顧客にとってより魅力的になります。これは、配送コストを相殺し、全体的な利益率を高めるのにも役立ちます。

顧客が納得するECの送料ラインを見つける方法としては、以下の方法の組み合わせが有効になります。

  1. 送料の明確化: 送料の設定方法や計算方法を明確に説明することで、顧客が送料に対して持つ疑問や不満を解消します。
  2. 送料の比較: 他のECサイトや実店舗での送料を比較し、市場のレベルに合った送料設定を行うことで、自社の送料が顧客にとって適切であると感じられるようにします。
  3. フィードバックの取り入れ: 送料に関する消費者のフィードバックを取り入れ、それにもとづいて送料の調整を行うことで、顧客が納得する送料の設定になるようにします。
  4. 配送の速度や選択肢の提供: 配送速度や選択肢(店舗受け取りや、代金引き換え)を提供することで顧客に魅力的なサービスを提供できるようになります。

ECサイトの送料を安くするには?

ECサイトの送料を安く抑える最も効果的な方法の1つは、配送業者と法人契約を結ぶことです。法人契約を確立することにより、企業は割引料金、一括割引、および専用のカスタマー サポートや専用の配送ソリューションなどの特典を利用できます。

法人契約は大手配送業者なら何社でも可能です。適切なパートナーを探すときは、ビジネスのニーズに適した配送会社を探すようにしましょう。配送業者を探す際に考慮すべき要素には、コスト、スピード、信頼性、顧客サービスなどがあります。多くの配送会社は幅広いサービスを提供しており、法人契約にサインアップした企業には大幅な割引を提供しています。

契約に署名する前に、すべてのオプションを調査し、各会社が提供するメリットを比較してください。これにより、ビジネスのニーズに合った最適なオプションを見つけ、配送コストを最小限に抑えることができます。完璧なパートナーを見つけたら、必ず契約条件をすべて読み、必要に応じて変更について交渉してください。

配送業者と法人契約を結ぶことで、可能な限り最高の送料をお客様のビジネスに提供することができます。法人契約があれば、手頃な価格で迅速で信頼性の高い配送を顧客に提供できます。

また、競合他社との送料比較も重要です。ECでの競合他社の送料の相場を知るには、以下のような方法が挙げられます。

  1. 競合サイトの調査: 競合するECサイトを調べ、それぞれの送料の設定や計算方法を調べることで、市場のレベルに合った送料相場を把握することができます。
  2. アンケートや調査の利用: 送料に関するアンケートや調査を実施し、その結果を利用して送料相場を把握することができます。
  3. 市場リサーチ会社を利用:市場リサーチ会社を利用して、業界や地域における送料の相場を調べることができます。
  4. オンラインフォーラムやSNSなどの評判サイトの利用: オンラインフォーラムやSNSなどの評判サイトを利用し、競合他社の評判を調べることで、送料に関する情報を得ることができる。
  5. 業界団体などの利用: EC業界団体などを利用し、業界の最新動向や統計などの情報を入手し、送料に関する情報を得ることができます

市場のレベルに合った送料相場を知るためには、できるだけ多くの情報を収集することが重要です。

梱包方法と配送サイズは密接な関係!

今回はTシャツを例に2つの梱包方法と料金の違いを紹介します。その前にTシャツを梱包する方法を紹介します。

  1. Tシャツを平たく広げます
  2. 左袖を右袖の上に折ります
  3. 左右の袖を、胸の下に向けて折ります
  4. 胸の下を中央に合わせて、下半分を上半分の上に折ります
  5. 下半分を、上半分の中央に合わせて折ります

発送方法1:ネコポス

Tシャツの薄いという特徴を生かし、厚さ2.5㎝までのネコポスを利用することが可能です。

通常畳まれた状態のTシャツではネコポスのサイズにはおさまらないため、折って発送する形になります。Tシャツだけではなく、例えばマスクやハンカチなど小物を発送するときは低コストでおススメです。

STOCKCREWでは配送費・資材費・1点分の入出荷作業費込みで320円/件で発送可能です。

低コストで発送できる一方、ポスト投函のため通常の宅配便とサービス内容が異なりますので注意が必要です。

 

発送方法2:宅急便(60サイズ)

ネコポスと比較すると配送料金は高くなりますが、ネコポスにはないサービスが充実しています。
ネコポスとの使い分けは、例えば高額商品を発送する場合、商品サイズはネコポスで発送可能でも、対面受取可能な宅急便を選択するほうがいいかもしれません。

STOCKCREWでは宅急便60サイズを利用する場合、配送費・資材費・1点分の入出荷作業費込みで660円/件で発送可能です。

余談ですが、こちらの写真の60サイズ資材ですが、STOCKCREWではアパレル専用資材として厚みの薄い60サイズダンボールを用意しています。できるだけ洋服を折らずに発送できるようにと思い製作しました。こちらの商品は「発送代行のプロが運営するダンボール屋さん「COMPO」」からご購入いただけます。

おもにECサイトで利用する配送業者を比較

国内のECショップにおいて、利用率が高い配送会社は「日本郵便」「ヤマト運輸」「佐川急便」の3つが挙げられます。各サービスはそれぞれ違いはあるものの、いずれも商品を安全かつ迅速に配送することに特化しています。

 

日本郵便

ECサイトで利用率の高い日本郵便。小包配達、小包集荷、宅配便、国際配送など、幅広いサービスを提供しており、信頼できる配送サービスと費用対効果で知られています。欠点は、郵便局で商品の受け取りを待たなければならないことが多いため、他の宅配サービスよりも遅くなる可能性があることです。

 

ヤマト運輸

ヤマト運輸もECサイトで人気の配送会社です。即日配送、翌日配送、2日配送など、迅速な配送サービスを提供しています。ただし、そのサービスは、他の配送会社のサービスよりも高価になる傾向があります。

 

佐川急便

佐川急便は、ECサイトで利用されている宅配業者の大手の一角です。佐川急便の価格は競争力があり、代金引換、小包の受け取り、国際配送などのさまざまな追加サービスも提供しています。ただし、即日配送や翌日配送が必要な場合は、お客様のニーズを満たすことができない可能性があるため、最良の選択ではない可能性があります。

EC ストアの宅配業者を決定する際は、上記のすべての要素に加えて、予算と必要なサービスの種類を考慮することが重要です。配送会社を選択したら、信頼できるサービスを提供し続けられるよう、そのパフォーマンスを追跡するのも肝心です。

発送代行に依頼するパターンも有り

送料を安くするのであれば、発送代行に依頼するのもひとつの方法です。STOCKCREWでは全国一律の送料で、他社と比較してもかなり送料が安くなっているのが特徴です。

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送料以外にも発送までの梱包まで行うため、コストパフォーマンスはかなり高いと言えます。送料以外に保管料が必要になりますが、作業の手間などを考慮すると、送料以外の面でもさまざまなメリットがあるため、発送代行への依頼は一考の価値があります。

まとめ

送料を安くすることは自社の競争力強化にもつながります。送料の設定については、配送地域ごとの設定、全国一律、商品ごと、配送方法、などのパターン以外に、顧客により魅力を感じてもらえる一定金額以上で無料にするパターンや、全品送料無料にするパターンがあります。

送料を決定するにあたっては、まず希望する利益率を決め、そこから送料を考えるのが第一歩となります。その次のステップとして、他店との競争力を高めるために他店の送料のチェック、そして配送業者との交渉を行います。

そして、送料を抑えるという点だけで見れば、発送代行に依頼する方法もあります。その際はぜひSTOCKCREWを候補に入れてください。不明な点などありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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