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ロボットと共に働く – ピッキングアシストロボット( PA-AMR )の機能解説 –

前回は、ロボットができることやSTOCKCREWでの現状などについて書きました。

今回は、これからの使い方やロボットを使うのに必要な前準備などについて書いていこうと思います!

 

STOCKCREWでのこれからの使い方

現在、STOCKCREWではロボット1台を動かしてピッキングを行っているのですが、これからの使い方としてロボット複数台を同時に動かしたピッキングを考えています。また、開発中である深型のBOXでのピッキング、納品書と送り状を後出しにした出荷方法など、ロボットをもっと活かした使い方を試行錯誤しています。

まず、ロボット複数台を同時に動かすためにTokyo Laboで扱う商品を増やそうと考えています。現在Tokyo Laboで扱っているのは4社しかなく、ロボットを複数台動かす必要がないため、まだ1台でのピッキングしか行ったことがありません。今後の予定としては、Tokyo Laboで扱う社数を10社ほどまで増やし、ロボットを複数台使ったときピッキングはスムーズにできるのか、ロボットがどう動くのかなどを実験していこうと考えています。

次に、開発中である深型のBOXを使ったピッキングについてですが、現在はBOXの間口が小さいため、BOXに入る商品が限られてしまっているのが現状です。なので、思うようにピッキングができていません。ですが、開発中の深型のBOXを使いサイズの大きな商品もピッキングできるようになれば、ロボットがピッキングできる商品の幅が広がります。そして、次の話にも繋がるのですが、深型のBOXを使うことによってトータルピッキング(総量のピッキング)を可能にしようと考えています。現在は、シングルピッキング(配送先ごとのピッキング)をしているのですが、これにより1回でロボットがピッキングできる量が決まってしまっています。ですが、深型のBOXを使ってトータルピッキングをすれば、今よりも格段に作業効率が良くなると考えています。そして、トータルピッキングをすることによって次に必要なのが、納品書と送り状の後出しです。現在は、ピッキングリスト・納品書・送り状を先に出しているのですが、これを後出しにすることによってトータルピッキングを可能にしようと考えています。そうすることによって、現在のピッキング回数を減らし、もっとロボットの回転率を上げたピッキングを可能にするのが目標です。

 

ロボットとの共働

向いている商品は

前回の記事にも書きましたが、ロボットが移動するスピードが速いため向いている商品とそうでない商品があります。現在STOCKCREWでは、本・雑貨・衛生用品・衣類をロボットでピッキングしていますが、これからTokyo Laboで扱う商品を増やすとするならば、スキンケア用品やサプリメントなどが向いていると筆者は考えます。ロボットの揺れに耐えられるものが望ましいので、多少揺れても傷がつかず壊れないものが前提となります。

 

向いてない商品は?

現在STOCKCREWで扱う商品の中で、ロボットでピッキングすることに向いてないと思うものは、ガラス製品・陶器・家電製品・重量が重すぎるものです。ロボットにはセンサーがついているので、人と接触することはほぼないのですが、ロボットが近づいていることに気づかず、人が急に動いてしまうとロボットがよけきれずに、人に当たってしまうことがあるそうです。まだそのようなロボットとの、軽い接触事故を起こしたことはありませんが、これから先万が一そのようなことが起こらないとは限らないので、ロボットから商品が落ちてしまっても壊れないものを選定していかなくてはなりません。

 

ロボットを使うために必要な前準備

ロボットを使う上で必要なのが、ロボットに倉庫のMapを登録することです。地図データを使って登録するので、倉庫側がレイアウトを変更する必要はありません。ロボットにMapを登録するときは、ロボットを押しながら、ピッキング時にロボットに通ってほしい通路を歩くと登録できるようです。

次に倉庫側で準備するものは、商品を読み取るためのバーコード・ロボットが通れる広さのある通路を確保することです。商品にJANコードがある場合は、JANコードを読み取らせればいいので、特別にバーコードを用意する必要はありません。ですが、バーコードがついていない商品に関しては、ピッキング時にバーコードを読み取る必要があるため、倉庫側でシールあるいはタグなどを用意しなくてはなりません。次に、ロボットが通れる広さのある通路についてですが、ロボット自体は小型なので約2メートルあれば、問題なく通ることが出来ます。なので、大げさに通路を広くする必要はありません。

 

ROBOCREW

 

 

以上が、筆者の考えるこれからの使い方や、ロボットを使うのに必要な前準備についての紹介でした。前回に引き続き2回にわたってロボットの紹介をしてきましたが、いかがでしたでしょうか?筆者自身もまだロボットについて熟知しておらず、もっと違うやり方のほうがロボットをうまく活かせるのではないか、他の人はどう思っているのかなど、まだまだ課題は山積みですが、試行錯誤を重ねながら、物流におけるロボットとの働き方を模索していこうと思います。

 

STOCKCREWとロボットの取組の関係についてはプレスリリース配信もご覧ください。

 

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